2004年11月09日

浮世絵の歴史

●浮世絵の歴史

16世紀後半頃より、京都の市民の生活を描いた絵が広まり始めましたが、浮世絵として世に出だしたのは木版画による大量生産が可能になった江戸時代。庶民の中から生まれた伝統芸術といえます。

浮世絵の絶頂期は江戸時代。
まさに時代に名を残す名浮世絵師が数多く、その作品を後世に残しています。

そもそも浮世絵の始まりは17世紀半ば。
江戸時代初期に流行した風俗画・美人画を基としてその基礎が作られたということです。

浮世絵は、『見返り美人』の作者としても有名な菱川師宣によって始められたというのが一般的な定説となっています。
その後、鈴木春信によって多色印版画、つまり錦絵が生み出されました。

ちなみに、浮世絵は最初の頃は墨1色の線で描く技法が中心でした。
しかし、その後版画技術の進歩により多色化が進みました。

現在でこそ、その芸術性や価値が認められている浮世絵ですが、当時は低俗な漫画程度という扱いでした。
北斎漫画などがありますね。

それよりもむしろ、その価値認めたのは偶然それらの浮世絵を見た欧米人でした。
そしてその後、ゴッホなど巨匠たちに大きな影響を与え、それがさらに浮世絵の世界的評価を上げることになったのです。