2005年08月10日

【伝統工芸】薩摩切子

●薩摩切子とは

薩摩切子とは、幕末に薩摩藩で製造されていたカットガラスのこと。

24%~25%の酸化鉛を含む 「クリスタルガラス」 を使用し、無色の生地の表面に色ガラスを約1㎜~2㎜程度溶着。
その色被せガラスにカットを施し、磨き上げた製品のことをいいます。


薩摩切子の魅力はなんといっても、その透明感や光沢。
あまりそういったものに興味のない人でも、薩摩切子の放つ美しさには目を魅かれるでしょう。

当時は薩摩の紅ビードロ、と呼ばれ称賛されていました。


●薩摩切子の歴史

薩摩切子の始まりは、薩摩藩27代藩主島津斉興が、薬品に耐えられるガラス器の必要にかられ、開発を始めたこととされています。

その後、28代島津斉彬のときに「紅ガラス」の製造に成功。
その仄かに暗く美しい紅色は「薩摩の紅ビードロ」として注目を集めました。

斉彬の死後、薩摩切子の生産は途絶えますが、近年復元が開始されています。

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